なにはともあれ、まずはお客様に、満足感を持っていただきたい。
そのためには、われわれ自身が、まず達成感や充実感を持たなければならないと、考えています。
特に情報システムにかかわるプロジェクトは、お客様と我々の共同作業です。
完全な分業や、ましていわゆる丸投げ方式では、成功はおぼつきません。
目的を共有し、ともにプロジェクトを進めてこそ、成功につながるのであって、その結果として満足感を得ていただくためには、まずわれわれ自身が、当事者意識を持ち、達成感や充実感を持てる仕事をさせていただくことが大切だと考えています。
そして、お客様と、そうした間柄を築きたいと、思っています。
会社にとって、情報はよく血液に例えられます。
血液がうまく流れないと、いろいろな部分が具合が悪くなったり、自覚症状がないまま時間が経って、気づいた時には大ごとになったりします。
例えば街のお医者様は、患者さんのいろいろな事情を把握したうえで、適切なアドバイスをしたり、必要に応じて大病院へ紹介したりしてくれます。
我々は、小さな存在で、決して大病院のような施設や設備がある訳ではありません。
でも、お客さまにとって、そうした街のお医者様のような、ITに関するホームドクターになりたいと、考えています。